HSRコミュニティ2022年度総会ベストポスター賞受賞

トヨタ自動車株式会社を中心に開発中の家庭用生活支援ロボット HSR (Human Support Robot) に関する研究成果を報告するHSRコミュニティ2022年度総会が2022年11月23日に開催され、本プロジェクトのメンバーである田向権教授らの研究グループが東京大学・松尾研究室と並び満点を獲得し、ベストポスター賞を同率受賞しました。

田向教授らの研究グループは、ロボカップを始めとするロボット競技会に向けて開発したAI・ロボット技術に加え、柔軟触覚センサとレザバーコンピューティングを組み合わせた物体認識システム、海馬・扁桃体・前頭前野など脳機能を模倣して構築した脳型人工知能に関する発表を行い、その独自性を高く評価されました。また、高速で安定性の高いシステムの開発に取り組み、その成果の一部はオープンソースとして公開しています。さらに家族との関わり合いの中で習慣や好みを学習し、より知的に振る舞うことができる脳型人工知能およびロボットの開発に取り組んでいます。