研究に疲れたときに気分を変える10の方法

研究の技術

研究がつらくなったり、疲れて嫌いになりそうなときにはどのように対処すべきでしょうか。この記事では、なるべく研究に役立つやり方で気分を変える方法を紹介します。

➀研究の将来を想像する

目の前の作業をやる意味を見失いかけたら、今やっている研究の成果が世に出たときに世界がどう変わっていくかを想像してみましょう。身近な人に嬉しい報告をして喜んでもらえるかもしれません。どこかの著名な研究機関や企業があなたの成果をみて驚くかもしれません。あなたの成し遂げたことによって、助かる人が大勢いるかもしれません。目の前の作業の先に待っている大きな可能性に目を向けてみましょう。

➁絵を描く

文章を書くのに疲れたら、絵を描くことに切り替えてもよいでしょう。アイデアをスケッチに書き起こしてみたり、実験に使った装置を図解してみたり、結果を綺麗なグラフにしてみたりといった作業は後々役立つはずです。

③新しい技術や知識の習得に励む

作業に飽きて効率が落ちてきたようであれば、必要性は認識していながらも習得できていなかった技術や知識を得る時間に切り替えてしまうのもよいでしょう。読まずに溜めていた本を読んだり、使ったことがない装置を使ってみたりすることは、後々の研究に役立ちます。

④作業環境を変える

ある作業空間で同じ作業を続けざるを得ないときは、そこの環境を整えるという方法もあります。机やPCのデスクトップが散らかっているようであれば整理整頓したり、使い勝手が悪いと常々感じでいたところがあれば配置を変えてみたり、味気ないと感じていればグリーンや絵を飾ってみたりするのもよいでしょう。掃除機をかけるだけでもやる気が戻ってくるかもしれません。その場所を改変することが許されない場合には、別の作業空間を見つけることも有効です。図書館に行ったり、カフェに行ったり、自宅であっても良いでしょう。

➄これまでの成果を見える化する

達成感を実感できずに苦しんでいるときには、これまで自分がやってきたことを振り返ってリストアップしたり貼り出したりするとよいでしょう。これまでに書いた報告書や論文を印刷して壁に貼り出してみたり、読んだ文献の数を数えあげたりしてみましょう。設計した部品の数でもよいし、扱った薬品の総量でも良いです。些細なことでもとにかく数え上げて見える化してみると、さらに増やしたくなってくるかもしれません。

⑥新しい道具を揃える

道具は使い手の可能性を引き出してくれます。ノートやペンといった文房具を新しくしたり、論文を書くためのエディタを新世代のものに変えたりするなど、普段よく使う道具を新しいものに変えてみましょう。道具によって高められた自分の力を試したくなってくるはずです。

⑦同僚と雑談する

自分の研究のことばかり考えていませんか。友人に彼らの研究について教えてもらったり、話を聞いてもらうのもよいアイデアです。モチベーションを分けてもらったり、共感してもらえたりするかもしれません。雑談は気分をリラックスさせるだけでなく、新しい気づきをも与えてくれる効果があります。

⑧現場を訪れる

机にばかり向かっていると、大事な本質を見失ってしまうことがあります。研究が対象としている事象が実際に起きている現場があるのなら、そこに行ってみるのもよいでしょう。研究のデータ集めの目的で行ったことがある現場であっても、気分転換という別の目的で行くと新たな気づきがあるかもしれません。

⑨研究者の伝記を読む

成功のイメージが浮かばなかったり、物事がうまく運ばなくて落ち込んでいるときには、著名な研究者の伝記を読んでみるのもよいでしょう。成功談を知ることでモチベーションが回復し、一方で失敗談を知ることで気持ちを落ち着かせることができるかもしれません。

⑩行ったことがない学会に行く

あなたの自信を失わせている原因は、所属する学術分野の固定観念にあるかもしれません。自分が強く関連する分野以外の学会に行き、様々な分野の研究者と話をしたり雰囲気を感じたりすることで、当たり前だと思っていたことがそうでなかったことに気付かされます。自分の考え方が認められる場所があるのだと気付けると、視野が広がり、気持ちも切り換わるかもしれません。

まとめ

この記事では、筆者が実践して効果を実感しているものを挙げましたが、他にも様々な効果的な方法があるはずです。是非自分なりの方法を見つけてみてください。

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