Vision

Concept

アンドロイド開発を「工芸」から「工学」に

アンドロイドロボットは多大な労力と費用を必要とする繊細な工芸技術で製造されており、一般への普及はおろか、研究用途でも気軽に利用することができません。この状況を打開し、高性能のアンドロイドが利活用される未来社会を実現するためには、アンドロイド開発のための工学技術の確立が不可欠です。アンドロイドの優劣はその造形の出来不出来だけで議論されがちですが、より根本的な(1)機能が乏しく用途が極端に限定される、(2)品質が安定せず研究効率が高まらない、(3)性能評価基準が曖昧で次号機開発戦略が立たない、という問題の解決が必要です。

そこで、これらの課題解決のためのアンドロイド高機能化研究を積極的に進めています。研究課題を体系的に整理するため、「Affetto(アフェット)」と呼ぶ子供型アンドロイドロボットを高機能化のメインの題材にするという方針を採っています。研究の概要をフライヤーとしてまとめていますので、ご覧ください。

研究紹介フライヤー(クリックでPDFが開きます)

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